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車載用防災グッズおすすめ!車に積んでおくべき必需品リスト

防災グッズ

大規模災害が発生すると、避難所に入りきれないケースは珍しくありません。2016年の熊本地震では、避難所の定員オーバーにより多くの方が車中避難を選択しました。そんな時、防災グッズを積んだ車は「動く避難所」として機能します

車通勤をしている方、ドライブ中に被災する可能性がある方、避難所ではなく車中避難を選びたい方。すべての方に車載用防災グッズの準備をおすすめします。家の防災グッズは用意していても、車に何も積んでいないという方は意外と多いものです。

この記事では、車に常備すべき防災グッズ10選に加えて、車中避難の注意点や季節別の備え方まで具体的に解説します。トランクの一角に5,000円分の備えを置くだけで、外出先で被災した際の安心感が劇的に変わります。

車に常備すべき防災グッズ10選

1. 水(500ml×6本)

車内は高温になるため、2リットルの大容量ペットボトルだと開封後の衛生面に不安があります。500mlの小分けタイプを選び、トランクの日陰になる場所に保管しましょう。耐熱ペットボトルの水を選ぶのがポイントです。通常のペットボトルは60度前後で変形が始まりますが、耐熱仕様のものは85度まで対応できます。半年に1回は入れ替えて、古いものは洗車や日常飲用に回すとローリングストックができます。

2. 非常食(2日分)

車載用は高温に耐えられるものを選ぶのが鉄則です。缶詰、えいようかん(井村屋)、ビスコ保存缶などが車内保管に適しています。チョコレートやカロリーメイトは夏場に溶けてしまうため、車載備蓄には不向きです。えいようかんは5年の長期保存が可能で、夏場の車内温度でも品質を維持できる設計になっています。1本171kcalとコンパクトなのにしっかりエネルギーを補給できるため、車載の非常食として非常に優秀です。

3. ブランケット

冬の車中避難は想像以上に冷え込みます。エンジンを切った車内の温度は外気温に近づいていくため、暖房なしでは夜間の寒さが厳しいです。コンパクトに畳めるフリースブランケットを1〜2枚積んでおきましょう。アルミブランケットも追加すれば、保温効果がさらにアップします。フリースブランケットは丸めてもかさばらないタイプを選ぶと、トランクのスペースを有効活用できます。

4. モバイルバッテリー

車のシガーソケットで充電できるUSBアダプターとあわせて用意しておくと安心です。エンジンを切った状態でもスマホを充電できるよう、大容量のモバイルバッテリーを常備しましょう。ただし車内の高温はバッテリーの劣化を早めるため、断熱ポーチに入れてグローブボックスやトランクの日陰側に保管するのが長持ちさせるコツです。

5. 懐中電灯

LED式のコンパクトなものを1本。車内を照らすのにも、車外で作業するのにも使えます。ヘッドライトタイプなら両手が空くため、タイヤ交換やエンジンルームの確認などの作業時にも重宝します。マグネット付きのタイプを選ぶと、車のボディに固定して作業灯として使用することも可能です。

6. 簡易トイレ(10回分)

渋滞で身動きが取れなくなった時や、車中避難の際に必須です。ポンチョタイプの目隠し付きなら、車内でもプライバシーを確保しながら使用できます。高速道路での大規模渋滞では、トイレに行けない時間が数時間に及ぶこともあります。特に子供や高齢者が同乗している場合は、簡易トイレの備えが安心感につながります。

7. レインコート

車から外に出る必要がある場面は意外と多いものです。雨の中での避難移動や車の点検に備えて、ポンチョタイプを1〜2枚積んでおきましょう。100均のもので十分です。使い捨て前提で複数枚用意しておくのが賢い方法でしょう。

8. 軍手・作業用手袋

ガラスが割れた際の処理や、車の応急処置に必要です。1人1組以上を目安に準備してください。革手袋タイプであれば鋭利なガラス片からも手を保護できます。タイヤチェーンの装着作業にも使えるため、冬場のドライブでも活躍します。

9. ガムテープ・ビニール袋

窓が割れた時の応急補修、ゴミ袋、防水対策など用途は多岐にわたります。かさばらないため常備しやすいアイテムです。布ガムテープは紙タイプよりも粘着力が強く、応急修理に向いています。油性ペンも1本入れておくと、伝言メモを残す際に役立ちます。

10. 車載用脱出ハンマー

水没した際に窓を割って脱出するための専用ハンマーです。シートベルトカッター付きのものを選び、運転席のすぐ手が届く場所に固定しておくことが重要です。JAFも車載を強く推奨しているアイテムで、いざという時に手探りでも見つけられる場所に設置してください。グローブボックスに入れがちですが、水没時にはドアが開かずグローブボックスまで手が届かないこともあるため、運転席のドアポケットやサンバイザーへの固定がベストです。

ナビ助
ナビ助
脱出ハンマーは本当に大事。水没した車内でパニックにならないためにも、すぐ手が届く場所に固定しておいてね。定期的に場所を確認するのも忘れずに!

車中避難のポイント

エコノミークラス症候群に注意

長時間同じ姿勢で座り続けると、エコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)のリスクが高まります。定期的に足を動かす、水分をこまめに摂取する、可能であれば車外に出てストレッチをする。過去の災害では車中避難中にこの症状で亡くなった方もおり、決して軽視できない問題です。2時間に1回は車外に出て5分程度のストレッチを行うのが理想的です。足首をぐるぐる回す、ふくらはぎをマッサージするなど、座ったままでもできる運動を意識的に取り入れてください。弾性ストッキングがあると血栓予防の効果が高まります。

エンジンのかけっぱなしは危険

暖房や冷房のためにエンジンをかけ続けると、マフラーが異物や雪で塞がれた場合に一酸化炭素中毒のリスクがあります。一酸化炭素は無色無臭のため、気づかないうちに意識を失う危険性があります。特に降雪時はマフラー周りの積雪を定期的に確認することが必須です。エンジンをかける場合は窓を少し開けて換気を確保し、30分稼働したら30分休止するなど、間欠運転を心がけましょう。

駐車場所の安全確認

崖の近く、河川沿い、倒壊しそうな建物の横は避けましょう。広い駐車場や公園の駐車スペースが比較的安全です。ハザードマップで危険箇所をあらかじめ把握しておくと、いざという時に判断が早くなります。国土地理院のハザードマップポータルサイトで自宅周辺や通勤経路の危険箇所を事前にチェックしておくことをおすすめします。

季節別の注意点

夏場の車載備蓄

車内温度は50度以上になることもあります。食品は高温に強い缶詰や羊羹を中心に選びましょう。水は直射日光が当たる場所を避け、トランクの日陰側に保管します。モバイルバッテリーも高温で劣化するため、断熱バッグに入れておくと寿命が延びます。夏場は熱中症対策として、冷却スプレーや塩分タブレットを追加しておくのも効果的です。ペットボトルの水を凍らせて保冷剤代わりにクーラーボックスに入れておけば、飲料水と冷却材を兼用できます。

冬場の車載備蓄

ブランケットとカイロを多めに積んでおくことが基本です。カイロは貼るタイプを10個以上備蓄しておくと安心です。スタッドレスタイヤの確認やタイヤチェーンの車載も、防災の一環として考えておきましょう。雪で立ち往生した場合に備えて、折りたたみスコップがあると非常に助かります。国土交通省も冬季の車の備えについて情報を発信しています。長距離ドライブの前にはガソリンを満タンにしておくことも重要で、暖房のためのアイドリングに備えて燃料の余裕を持たせておきましょう。

ナビ助
ナビ助
夏と冬で車載グッズの中身を入れ替えるのがコツだよ。衣替えのタイミングで一緒にチェックすると忘れにくいね

まとめ:車に5,000円分の備えで安心が手に入る

車載用防災グッズは5,000円程度で基本セットが揃います。トランクの一角にまとめて入れておくだけなので、場所も大きく取りません。内訳としては、水500円、非常食1,500円、ブランケット500円、簡易トイレ500円、脱出ハンマー1,000円、その他消耗品1,000円程度です。

通勤中、旅行中、買い物中。どこで被災するかは誰にもわかりません。だからこそ、常に移動する車に備えを置いておく意味があります。自宅の防災グッズと車載の防災グッズ、この2箇所に備蓄を分散させることで、被災場所を問わず対応できる体制が整います。次の週末にでも、トランクに防災グッズを積んでみてください。

※2026年4月時点の情報です。

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