「防災グッズを揃えなきゃ」と思いつつ、何を買えばいいのかわからなくて後回しにしている方は多いのではないでしょうか。ネットで調べると膨大な量のアイテムが出てきて、かえって迷ってしまうことも少なくありません。
しかし、実際に被災した方の声を聞くと、本当に必要だったものは意外とシンプルです。あれもこれもと詰め込むよりも、「本当に使うもの」を厳選して備えておくことが大切になります。
この記事では、防災の専門機関が推奨するデータをもとに、最低限揃えるべき防災グッズの必要なものリストをまとめました。優先順位もつけているので、何から買えばいいか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
🛡 防災の備え、できていますか?
防災士と消防士が監修した防災かばん。届いたらそのまま玄関に置くだけ。

- ✅ 防災士&消防士がW監修
- ✅ 必要なもの全部入りで届く
- ✅ 10年間の無料交換保証
- ✅ 届いたら玄関に置くだけで完了
※届いたその日から備え完了
防災グッズの必要なものリストを作る前に確認すること
防災グッズを準備する前に、まず確認しておきたいことがあります。それは「自分がどのような災害リスクを抱えているか」という点です。
お住まいの地域によって、想定される災害は異なります。地震が多い地域、河川の氾濫リスクがある地域、土砂災害のリスクが高い地域では、それぞれ備えるべきアイテムの優先順位が変わってきます。
まずはお住まいの自治体が公開しているハザードマップを確認しましょう。自宅がどのようなリスクエリアにあるかを把握することで、必要な備えが明確になります。

【最優先】まず揃えるべき防災グッズ5選
数ある防災グッズの中でも、最優先で揃えるべきアイテムがあります。予算や収納スペースに限りがある方は、まずこの5つから始めてみてください。
1. 飲料水(1人1日3リットル×3日分)
水は人間が生きるうえで最も重要なライフラインです。断水が発生した場合、給水車が来るまでに数時間〜数日かかるケースがあります。最低でも1人3日分(9リットル)の飲料水を備蓄しておきましょう。
2リットルのペットボトルなら5本で足ります。長期保存水でなくても、普通のミネラルウォーターをローリングストックする方法で十分です。
2. 簡易トイレ(1人1日5回分×3日分)
被災者アンケートで「最も困ったこと」として常に上位に挙がるのがトイレ問題です。断水するとトイレが使えなくなり、避難所のトイレも長蛇の列になります。
凝固剤と防臭袋がセットになった簡易トイレを、1人あたり最低15回分(3日分)用意しておきましょう。市販品なら1回あたり50円〜100円程度で購入できます。
3. LEDライト(ランタンまたは懐中電灯)
停電時の照明確保は安全面で欠かせません。暗闇の中では転倒やガラスの破片によるケガのリスクが高まります。LEDランタンがあれば部屋全体を照らすことができ、精神的な安心感も得られます。
4. モバイルバッテリー(10,000mAh以上)
災害時にスマートフォンは情報収集・安否確認・緊急通報の生命線です。停電時でもスマホを使い続けるために、充電済みのモバイルバッテリーを常備しておきましょう。
5. 救急セット
災害時には医療機関もパンク状態になります。軽度のケガは自分で手当てできるよう、絆創膏・消毒液・ガーゼ・包帯・常備薬をまとめた救急セットを用意しておくと安心です。
この5つのアイテムだけなら、合計5,000円程度で揃えられます。まずはこの「最低限5点セット」を用意して、余裕ができたら順次追加していくのがおすすめです。
【持ち出し用】非常持ち出し袋に入れるべきもの
避難指示が出たときにすぐ持ち出せる「非常持ち出し袋」には、以下のアイテムを入れておきましょう。重さは女性なら5kg以内、男性でも10kg以内に収めるのが理想です。
飲料水・食料
- 飲料水 500ml×2〜3本
- 栄養補助食品(カロリーメイト等)2〜3箱
- 飴・チョコレート
情報・通信
- モバイルバッテリー+充電ケーブル
- 手回し充電ラジオ
- 現金(小銭含む)
- 身分証明書のコピー
- 保険証のコピー
衛生用品
- マスク 5枚
- ウェットティッシュ 2パック
- 簡易トイレ 5〜10回分
- 歯みがきシート
- 生理用品(必要な方)
安全確保
- LEDライト
- ホイッスル
- 軍手
- アルミブランケット
- レインコート

【備蓄用】自宅に置いておくべきもの
避難せずに自宅で過ごす「在宅避難」の場合に備えて、自宅にも備蓄品を置いておきましょう。在宅避難は避難所よりもプライバシーが確保でき、ストレスも少ないため、自宅が安全であれば在宅避難が推奨されるケースも増えています。
食料・飲料(7日分)
- 飲料水 21リットル(1人分)
- アルファ米、レトルトご飯
- レトルト食品(カレー、おかゆ、パスタソースなど)
- 缶詰各種
- カセットコンロ+ボンベ(3本以上)
- 紙皿・紙コップ・割り箸
- ラップ(皿に敷いて使えば洗い物が減る)
生活用品
- 簡易トイレ 35回分以上(1人7日分)
- ゴミ袋(大・小各20枚以上)
- 新聞紙(保温・吸水・緩衝材に使える)
- ガムテープ
- ブルーシート
ラップは防災備蓄の万能アイテムとして知られています。皿に敷いて使えば洗い物が不要になり、貴重な水を節約できます。骨折時の固定にも使えるため、2〜3本は多めに備蓄しておきましょう。
カセットコンロは換気が十分な場所で使用してください。密閉された空間での使用は一酸化炭素中毒の危険があります。また、ボンベの保管は直射日光や高温を避け、40℃以下の場所に置くようにしましょう。
【意外と忘れがち】見落としやすい防災グッズ
基本的なアイテムは揃えたものの、実際に被災したときに「あれがなかった!」と気づくものも少なくありません。ここでは、意外と見落としやすいけれど必要度の高いアイテムを紹介します。
現金(特に小銭)
停電時にはキャッシュレス決済が使えなくなります。ATMも停止するため、手持ちの現金がないと買い物ができません。1万円札だけでなく、千円札や100円玉・10円玉などの小銭も用意しておきましょう。自動販売機で飲料を買う際にも小銭が必要です。
メガネ・コンタクトの予備
視力が悪い方にとって、メガネやコンタクトは生活必需品です。就寝中に被災した場合、メガネが壊れたり見つからなかったりする可能性があります。古いメガネでも良いので、防災バッグに1つ入れておきましょう。
常備薬・お薬手帳のコピー
持病がある方は、最低1週間分の常備薬を防災バッグに入れておいてください。また、お薬手帳のコピーがあれば、避難先でも処方を受けやすくなります。
大切な書類のコピー
保険証・運転免許証・通帳・保険証券などのコピーをまとめてジップロックに入れ、防災バッグに入れておきましょう。スマホに写真を撮っておくのも有効です。

家族構成別に追加すべきアイテム
家族の状況によって、追加で必要になるアイテムがあります。自分の家庭に当てはまるものがないか確認しておきましょう。
乳幼児がいる家庭
- 液体ミルク・粉ミルク
- 使い捨て哺乳瓶
- おむつ(多めに)
- おしりふき
- 着替え
- おもちゃ・絵本(ストレス軽減)
高齢者がいる家庭
- 常備薬(多めに)
- 入れ歯・入れ歯洗浄剤
- 補聴器の予備電池
- 杖
- 介護用品
ペットがいる家庭
- ペットフード・水(最低5日分)
- ペットシーツ
- キャリーバッグ・ケージ
- リード・首輪(迷子札付き)
- ワクチン接種証明のコピー
ペットとの同行避難は環境省も推奨していますが、避難所によっては受け入れ体制が整っていない場合もあります。事前に最寄りの避難所のペット受け入れ状況を確認しておくことが大切です。
必要なものリストの管理方法
防災グッズは「揃えて終わり」ではなく、継続的な管理が重要です。以下のポイントを押さえて、いつでも使える状態をキープしましょう。
チェックリストを作成する
この記事の内容を参考に、自分の家庭に必要なアイテムのチェックリストを作成しましょう。冷蔵庫に貼っておくなど、目につく場所に置いておくと見直しの習慣がつきやすくなります。
定期的に見直す
食品や電池の使用期限を半年に1回確認しましょう。期限が近いものは普段の生活で使い切り、新しいものと入れ替えます。
防災グッズの必要なものについてさらに詳しく知りたい方は、内閣府防災情報ページが参考になります。また、東京都防災ホームページでは「東京防災」という防災ブックを無料で閲覧でき、具体的な備え方が学べます。

防災グッズの必要なものリストに関するQ&A
Q. 防災グッズはどこで買えますか?
A. ホームセンター、ドラッグストア、100均、ネット通販など、さまざまな場所で購入できます。防災専門のネットショップもあり、セット商品なら一度にまとめて揃えることもできます。まずは100均やドラッグストアで手に入るものから始めるのがおすすめです。
Q. 防災グッズのリュックはどんなものがいいですか?
A. 両手が空くリュックタイプが基本です。容量は30L〜40L程度で、防水性があるものが理想的です。専用の防災リュックでなくても、普段使いのリュックで十分ですが、背負って走れる重さ(5kg〜10kg程度)に収まるようにしましょう。
Q. 車にも防災グッズを積んでおくべきですか?
A. 車で通勤している方や、車での移動が多い方は、車内にも最低限の防災グッズを置いておくと安心です。ただし、夏場の車内は高温になるため、食品や電池類は車内保管に向きません。ブランケット・レインコート・簡易トイレ・LEDライトなど、熱に強いものを中心に備えましょう。
Q. 賃貸マンションでも備蓄スペースは確保できますか?
A. 限られたスペースでも工夫次第で備蓄は可能です。ベッド下、クローゼットの上段、シューズボックスの空きスペースなどを活用しましょう。また、普段使う食品や日用品をローリングストック方式で多めに買っておくことで、特別なスペースを確保しなくても備蓄ができます。
Q. 防災グッズの準備にかかる費用はどれくらいですか?
A. 1人分の最低限セットなら3,000円〜5,000円程度で揃えられます。100均を活用すればさらにコストを抑えられます。本格的なセットを揃える場合は1万円〜3万円程度が目安ですが、一度に揃える必要はなく、毎月少しずつ買い足していくのが現実的です。

